【50時間超プレイ】ハンターX続編『コードネームT』評価

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ニンテンドーSwitchにて、2024年2月に発売された横スクロール探索型アクションゲームHunter X codename T(ハンターXコードネームT)をプレイしました。

スクショ「HXcnTレビュー記事用『累計プレイ時間』&『現在レベル』」
KBのセーブデータ情報

総プレイ時間は、現時点で50時間超
プレイモード「やさしい」で5周し、現在6周目の途中。
実績はすべて埋まっており、主人公のレベルは244

この記事では、そんな『ハンターXコードネームT』という作品の特徴を踏まえ、個人的に好きな点や残念なポイント等『レビュー』をご紹介していきます。
あなたがこのゲームを購入するかどうか?の参考になれば幸いです。

「ハンターXコードネームT」「HUNTER X code name T」とフルで記載するのは長いので、これ以降は「ハンターXcnT」「HXcnT」と表記します。

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Switchゲーム作品「HXcnT」KB的総評

まずは、様々なアクションゲームをプレイしつつ当攻略サイトを運営する私「KB」の個人的な感想を。

冒頭で「50時間超プレイした」とお伝えしましたが…
仮に作品がおもしろくなければ、こんなに長時間やらないですよねw

はい、私がこのゲームを評価するならおもしろいです。
前作同様、個人的には”結構好き”なゲームでした。

特に私が気に入っている点は、以下の3つ。

  • グラフィックが綺麗
  • 音楽が良い
  • アクション操作の基本を押さえてる

もちろん、他にも好きな点はいくつかあります。
間違いなく、価格に対して”買って損はない”ゲーム作品。

ですが、あえて「改善したらもっと良くなりそうな点」も挙げるとすれば、以下です。

  • ストーリー面の演出が希薄
  • 続編としての楽しみが少ない
  • 無駄になってしまっている機能

それぞれ詳しく記します。

画は綺麗か?

「画の綺麗さ」は、個人的には”購入するかどうか”に影響します。
とは言っても、そこまで厳しい目で見てるわけではなく。
「”ドット絵”じゃなければOK」ぐらいのラフな判断ですけどね。

「ハンターXcnT」は、前作同様きれいなグラフィック。
キャラクター造形も、アクションエフェクトも、ダンジョン内装のディテールも、雑な部分は見受けられません。
価格に対してそれなりか、それ以上のクオリティだと感じました。

「図鑑」というコンテンツを標準で備えている点から、もしかしたら制作側もその辺に自信アリなのかもしれません。

音楽のクオリティは?

品質の低いゲーム音楽だと、あまりメロディのない「環境音の寄せ集め」のようなものがありますが…
この「ハンターXcnT」に使われている音楽は、前作同様素晴らしいです。

ゲーム音楽の良し悪しに関する私の基準は「口笛を吹きたくなるかどうか」なんですけどね。
このゲームは、やりながら口笛を吹きすぎて”唇がカサカサ”になります。

ぜひサウンドトラックCDを出していただきたいクオリティ

ゲームプレイ時には、意識して聴いてみてほしいです。

アクション操作への不満は?

私はいろんなアクションゲームをプレイしてきましたが、この「ハンターXcnT」は、同ジャンルのアクション操作の”基本”を押さえていると言えます。

攻撃方法は「通常攻撃」「必殺」「魔法」の3パターン。
防衛手段として「防御」「ダッシュ」「パリー」の3パターン。
また、ダンジョン内の移動は「通常歩行」「ダッシュ」「ワープ」等。

知名度が高いアクションゲームとだいたい同じようなアクションができたり、割り当てられているボタンが似ていたりするので、アクションゲームの経験値が少ない人でもとっつきやすいゲーム作品かと思います。

ちなみに、Switchコントローラーのボタンはたくさんありますが「大半使わない」というゲーム作品は多々あります。
そんな中、できるアクションがそれなりに多くある「ハンターXcnT」では、使わないボタンは少なめ。

つまり、”幅広い選択肢”があるということ。
このことから、アクションゲーム上級者でも楽しめるものになっていると言えます。

ストーリー性は”ない”に等しい?

ここからは「改善したらもっと良くなりそうな点」についてです。
前作もそうでしたが、この「ハンターXcnT」というゲームにおいて”ストーリー”はないに等しいです。

昨今、ゲーム面よりもストーリー面に重きを置いているゲームがとても多い。
そんな中、このゲームのジャンルである横スクロール探索型アクション…通称「メトロイドヴァニア」と呼ばれるジャンルは、ストーリー面よりも“ゲーム面”に力を入れて制作される傾向にあります。

なので、これはハンターXcnTに限った問題点ではないですし、おかげでゲーム面はとてもおもしろい
ですが、ゲーム作品の「物語」の要素を楽しみたい人にとっては、ハンターXcnTはあまり楽しめないゲームなのかもしれません。

一応、ダンジョンを攻略する”目的”はざっくり説明されており、道中に”演出”も少々あります。
が、物語に没入できるほどではありません

“続編”としての役割を果たせているか?

「ハンターXcnT」は、前作「ハンターX」の次作にあたるゲーム作品です。
なら、”続編”としてのおもしろみをふんだんに備えていても良いもの。

ですが、残念ながらその要素は少なめです。

確かに「飛び続けられるダッシュ」等、進化している(追加されている)要素はいくつかあります。
また、前作の主人公やその関係者っぽい人物が登場するという演出もあったり。

しかし総合的には、良い意味でも悪い意味でも「プレイ感は前作とあまり変わらない」という印象です。

同ジャンルの他社ゲーム作品なら「DLC(ダウンロードコンテンツ)」で済む規模の変化と言えなくもありません。
それぐらい、”続編”としてのおもしろみは少なめ。

もちろん前作を楽しめた人なら、ハンターXcnTも楽しいに違いありませんけどね。

要素に”意味”を持たせられているか?

これも前作同様ではありますが、無駄になってしまっている機能がいくつかあります。

“無駄な機能”とは…
明らかに主人公をサポートするために用意されたコンテンツであるにも関わらず「それがあると逆に攻略の邪魔になる」とか「それを使う機会がない」といったもの。

代表的なものは、鍛冶屋等の武器・魔法の強化システム

  • 武器魔法強化に必要な”通貨”と、レベルアップに必要な”経験値”が同じ「カルマ」である
  • 武器魔法強化は「数値向上のみ」に対し、レベルアップは「ステータス上昇」と「技術解放のための通貨を入手」
  • 技術解放により「数値向上」「アクション追加」で、快適なプレイができるようになる

このことから、1周目は特にレベルアップしたいため、優先順位を考えると武器魔法強化をやってる場合じゃありません

1周目で強い武器や魔法を入手し、2周目で技術をコンプリートしてからは、武器魔法を強化する余裕が出てきます。
が、もうここまで来ると操作に慣れているでしょうから、強化システムがなくてもあまり差し支えがないんですよね…。

こうなると、このゲームにおいて「鍛冶屋のシステムはどうして用意されたのか?」と考えてしまいます。
「武器とか魔法とかがあるんだから、とりあえずそれらを強化できるシステムも用意しとこうか」という、少々安直な考えから備え付けられたような気がしてなりません。

とは言っても、必ずしも改善を求めるものではなくて。

こういった要素一つ一つの意味を”プレイヤー側”が考えて、使うか使わないかを選択する。
そういう遊び方ができれば、ハンターXcnTはとても楽しめるゲームになるはず。

HXcnT「遊べる時間」目安は?

恐らく、私のように「50時間超」もこのゲームをやり続ける人は”少数派”かと思います。

では、多くの人はこの「ハンターXcnT」でどれぐらいの時間遊べるんでしょうか?
少なくとも、途中で挫折しない限り”1周目クリア”まではやる人がほとんどでしょう。

参考までに、私が1周目をクリアした時点での情報を掲載しておきます。

1周目クリア時

プレイ時間:14時間54分
レベル:100(ラスボス討伐時点では98)
マップ踏破率:100%

前提として、私は前作「ハンターX」をやり込んだので操作にはすでに慣れていました
その上で、じっくり探索して1周目で獲得可能な要素をすべて取得することを目指してプレイ。

ハンターXシリーズの操作性に慣れていない人の場合は、マップ踏破率100%を目指すともう少しかかるのかもしれません。
少なく見積もっても「15時間は遊べる」という認識で良いのではないでしょうか?

ちなみに、全要素のコンプリートを目指す場合、最低でも”3周目クリア”までは必要になります。
では、コンプを目指す場合はどれぐらい遊べるんでしょうか?

参考までに、私の2周目クリア時と3周目クリア時の情報を以下に掲載。

2周目クリア時

プレイ時間:9時間51分
レベル:146
マップ踏破率:100%

3周目クリア時

プレイ時間:6時間43分
レベル:195
マップ踏破率:100%

+16時間といったところでしょうか。
私の場合は、これでもまだ未コンプだったので、さらにプレイ時間が増えました。

「STEAM」でのHXcnT評価

ここからは、PC向けゲームサイト「STEAM」を利用する人たちの「ハンターXcnT」に関する評価をいくつかご紹介します。
(そのままの引用ではなく、まるめて掲載)

良い評価

前作から正当進化した続編

前作が面白かった人は買って間違いない

ゲームのボリュームが結構あったので長く楽しめた

とっつきやすい

等など…

悪い評価

等など…

総合評価
スクショ「Steamレビュー」
Steamスクショ

引用:STEAM「HunterX: code name T」

総合的には非常に好評という結果になっています。
ですが、個別のレビューを見てみると「前作から正当進化した」という声もあれば「進化がない」という意見も。

当然、人によって思うところや求めるものは違ってきます。
また、そもそも自分が思っていることと全く同じ理解を相手にしてもらえるレベルの言語化ができる人は、なかなかいません。

なので「個人の評価」についてはあまり鵜呑みにせず、この記事で紹介した私個人の評価も含めて“参考程度”に把握するに留めておきましょう。

大切なのは、あなたが“直感”で「このゲーム、やりたいな」と思えたかどうかです。

HXcnTは「買って損なし」のゲーム?

ここまでハンターXcnTに関する評価をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?

このゲームを購入するかどうかの判断材料として、この記事が参考になったら嬉しいです。

Switch版の商品ページはこちら

そして、もし実際にプレイしてみて攻略方法がわからないとなったら、こちらの攻略記事をどうぞ。

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