Switchゲーム『REYNATIS/レナティス』評価【40時間プレイ】

サムネイル「REYNATIS/レナティス」640x360_16:9 REYNATIS/レナティス
この記事は約21分で読めます。

2024年7月25日発売のSwitchゲームソフトREYNATIS/レナティスをプレイしました。
総プレイ時間は40時間ほどで、クリア後にやり込み要素の大半を完了。

サブクエストの進行度を表す「マリス濃度」は0%(100%から開始)

REYNATISスクショマリス濃度

結論から言うと…まあまあ楽しめました。
主に以下の3点は、私のお気に入りポイント。

  • 音楽がとても好み
  • イラストが良い
  • 現存する店舗名がそのまま使われている

このレビュー記事では、ゲームプレイの専門家KBが「REYNATIS/レナティス」の評価をできるだけネタバレしないよう配慮しつつ、様々な角度からお伝えしていきます。

ゲーム購入の参考にどうぞ。

当記事の内容は「著者個人の感想」を多く含んでいるため、KBの技術レベル含む”価値観”が大きく反映されています。
あなたの腕前や価値観がKBと似ている場合はそのまま適用できるかと思いますが、そうでない場合は「私の場合は△△△だから、ここは○○○なんだろうな」と読み替える等してご利用ください。

  • ゲームプレイの腕前
    熟練者ではあるけどプロほどの腕はない
    ノーダメージ系は大抵苦戦するが、何度も挑戦する
    謎解きやパズル系、隠し要素の発見は得意な方
  • プレイスタイル
    攻略情報なしでクリアまでプレイ
    クリア後に再びはじめからできる人
    バグ技は反対派
  • 情報収集の許容範囲
    公式の情報はしっかり読み、動画もチェックする
    人様の攻略サイトやレビュー記事、ゲーム系動画は絶対に見ない
    プレイ中の行き詰まりを自力解消不可の場合のみ検索(数日粘った後)
  • ゲーム系知識の獲得
    ゲーム系コミュニティ等に属さず、イベントにも参加しない
    「ニンテンドーeショップ」でSwitchソフト情報をチェック
    ゲーム系雑誌は、ざっと目を通す程度
    本ゲームの舞台「渋谷」の土地勘は皆無
  • ゲームの好み
    複数参加のゲームより一人プレイのゲームが好き
    少し努力をしないと先に進めないぐらいの難易度が好み
    グラフィック命(ドット絵はほぼ100%回避)
    音声が日本語に対応していなくても気にしない(テキストは日本語希望)
    作品の世間的な知名度やメーカーの規模はフル無視
    ゲーム性乏しい(ストーリー性強すぎる)ゲームは避ける傾向
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「REYNATIS/レナティス」基本情報と特徴

ソフト名【REYNATIS/レナティス】
https://www.cs.furyu.jp/reynatis/

メーカー【フリュー】
https://www.furyu.jp

レーティング【CERO C】
ジャンル【アクションRPG】

関連タグ
「アクション」「ロールプレイング」「戦うたびに強くなる」「キャラクターボイス」

「REYNATIS/レナティス」は、抑圧と解放をテーマにしたアクションRPGです。
バトルでは「抑圧モード」で敵の攻撃を回避しつつMPを回復し、「解放モード」で攻撃を集中させる戦略的な切り替えが重要。

舞台はリアルに再現された渋谷で、現実に存在する店名がずらり。
(エンドロールで協力企業のリストを見れます)
現実世界に「魔法」という概念がうまく融合された、おもしろい街並みになっています。

そんな渋谷とは別の”異界”への入り口は「フォグ」と呼ばれ、ちょっとした探索要素もアリ。

このゲームの物語は「霧積真凛」と「西島佐理」という主要キャラを中心に進行。
本編はチャプター33まであり、追加エピソードも用意されていました。

また、メンバー同士の会話がLINEのようなSNSで展開されたり、「魔女狩りアプリ」なるシステムでサブクエストを進行したりと、独特の世界観が感じられました。

「REYNATIS/レナティス」全体の評価

ゲーム難易度★★★★★★☆☆☆☆
チュートリアル★★★★★☆☆☆☆☆
ストーリー★★★★★★★★★☆

「難易度」についての評価は、単純に高ければ高いほど高評価にするのではなく、”いい塩梅かどうか”を基準にしています。
難しすぎて先に進めないとか、逆に簡単すぎてやりがいがない場合は低評価。
プレイヤーの技術レベルが大きく影響する部分ではありますが、参考までに。

「チュートリアル」の評価は、新たな操作に関する説明の挿入度合いや振り返りやすさを基準にしており、不親切なら低評価です。

「ストーリー」は文字通り、物語を楽しめたか?ゲーム世界に入り込みやすかったか?を基準に評価しています。
ストーリー性が乏しいものは低評価。

以下から詳しくレビューします。

ゲームプレイ難易度の具合は?

序盤の戦闘は「チュートリアルなのかな?」と思うぐらい、易しい設定。
中盤以降は、ボスが急に強くなった気がしますが…
回復アイテム等を使いながら難なく進行できました。

ちなみに、序盤〜中盤のアイテムは自動販売機や飲食店で買えますが、フィールド上で拾えるアイテムだけで事足ります
また、終盤は能力強化やバステ回復等が欲しいので、しっかり魔法使い専用の店を使うことに。

BOSSの自販とか、せっかくリアル企業とコラボしてるのに、もったいない感じ。

で、Chapter33を最後とした場合のラスボスは、やはりラスボスなだけあって時間がかかりましたが、それでもやるべきことをやって普通に勝利。
使える機能やできることを全部やっていたからか、戦略性はそれほど求められなかったため、戦闘に関する難易度の塩梅は中ぐらいです。

ただし「ストーリーの最終」であるChapter34のボスをラスボスと考えると、話は別。
この件については言いたいことが山ほどありますが、これは”特異点”なので、ゲームプレイ難易度には反映していません。
(反映すると★1です)

このゲームで「謎解き」と呼べるようなゲーム面のシステムは皆無。
ただし、ストーリー面がかなりこっていて「このゲームのエンディングはどうなるのか?」という謎は常にありました。
(この謎は未だ解けていません)

チュートリアルの親切さは?

はじめからできるアクションが多いので仕方ないのかもしれませんが、最初にチュートリアルを詰め込みすぎな印象。

一度で覚えられないことを想定してか、何度でもできるのはいいんですが…
チュートリアルは一度で済ませたいですよね。
早く進みたいので。

なので、これも評価は中ぐらい。
悪くはないが、良いとは言えません。

ストーリー面に魅力は?

このゲームの一番の魅力は、やはりストーリー面の作り込み具合かと思います。

私は基本的に「ゲームのストーリー面はほんの少しでいい」と思っているので、このタイプのゲームは好みではないんですが…
それでも「話の続きが気になるから先に進もう」とゲームクリアまでやっちゃうぐらいには没入できました。

だからこそ、チャプター34の仕様には憤りを覚えます。
これについては後述します。

「REYNATIS/レナティス」クリア後の評価

やり込み要素★★★★★★★☆☆☆
追加要素★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
総プレイ時間★★★★☆☆☆☆☆☆

クリア後の「やり込み要素」は、充実しているかどうかと、単純作業の連続かどうかで評価。

追加コンテンツやDLC等の「追加要素」は、おもしろさや役立ち度で評価しています。

「総プレイ時間」は、このゲーム作品のジャンルや価格から”妥当な長さか?”を基準に評価。
物足りなかった場合は低評価で、思ったより長く楽しめた場合は高評価です。

それでは、詳しくレビューします。

クリア後のやり込み要素におもしろみは?

このゲームでのクリア後のやり込み要素とは、ストーリー進行とは直接関係ない要素のことを指します。

サブクエストの進行度を表す「マリス濃度」や、能力値アップとスキル獲得に関わる「ウィザート(いわゆる装備品)」。
また、ストーリー進行と関係ない「フォグ」でのミッション等。

ただ、これらはストーリーを進めながら並行してやっていかないと、おそらくボス戦で苦戦します。
並行してサブクエスト達成、ウィザート獲得をおこなうとなると、クリア後のやり込み要素は「残ってる分」ということになりますが…

そうなると、あまり充実しているとは言えません

ただ、これ以外にも追加エピソードというものがあり、このボリューム(内容は置いといて)を考慮した評価としています。

追加要素のおもしろみは?

これは完全に「REYNATISのターゲット」と「KBの価値観」の相違なので、多くのプレイヤーには参考にならない評価かもしれません。

主に「キャラの衣装チェンジ」と「アイテムセット」なんですが…
ストーリー面を強く押し出しているゲームでは、よくある追加購入の要素。

個人的には、キャラの衣装はゲーム面に影響ないなら何でもいいですし、アイテムはゲーム内システムのもので十分攻略できるんですよね。

ゲームの世界に完全没入したくて、アクションゲームがそれほど得意ではない人なら有用かもしれません。

ただし、例外が一つ。
ゲーム難易度に影響するウィザートの有料コンテンツがあるんですが…

これについても物申したい。
チャプター34のことと合わせて後述します。

私の総プレイ時間の内訳はこちら

私の総プレイ時間「40時間」の内訳ですが…
本編のクリアまでで30時間ほどかかりました。

  • 本編進行と並行してサブクエストやウィザート獲得を実施
  • 遭遇する敵は全撃破
  • 落ちているアイテムは逃さず入手
  • ボスには一度も負けてない
  • 音楽を堪能しながらのんびりプレイ

上記のような条件で、チャプター33のラスボスを倒してセーブしたデータで、プレイ時間「30:27:13」となっていました。
ちなみに、この時のレベルは80。

REYNATISスクショプレイ時間1

そして、残りのやり込み要素を一通り完遂するのに約3時間。
セーブデータのプレイ時間は「33:27:44」で、レベルは99です。

REYNATISスクショプレイ時間2

「じゃあ、あとの7時間は?」
気になりますよね?
これが、セーブデータに反映されてない「チャプター34のボス戦」です。

しかも、これだけかかって倒せませんでした
一度の戦闘で7時間かかったのではなく、3日間にわたって装備や戦略を変え、何度も挑戦した結果の7時間です。

「逆に、7時間でなんでやめたの?」って思うかもしれませんが…
もちろん、ただの鬼畜ボスなら、倒せる可能性がある限り私は倒せるまでやりますよ。
本当のエンディングも気になりますし。

ただ、残念ながら“無理ゲー”だとわかってしまったので…潔く手を引いた次第です。

遊べる時間の目安はこんなもんかと

チャプター33のラスボスを倒すまでと考えた場合、アクションゲームに慣れていないとボス戦に苦戦する分、時間がかかるでしょう。
目安は35時間程度。

逆に慣れている人なら、私の30時間よりも早くクリアしてしまうと思います。
こちらの場合の目安は、28時間ぐらいかと。

目的地は常に示されており、渋谷の土地勘がなくても迷うことはありません。
やり込み要素まで考えても、アクション要素はそれほどないのでプラス3時間ぐらいかと思います。

ただ、終盤のサブクエストに目的地が示されないものがあり、それを見つけるために渋谷中すみずみまで探し回る必要があるので、人によってはそこでプラス2時間ぐらい加算されるのかも。

合計すると…

慣れてない人:35+3+2=40時間
慣れてる人:28+3+2=33時間

「妥当な長さか?」と考えると、個人的には少し短いと感じます。
ゲーム面での楽しみが薄く、ストーリーが終わってしまえばそこまでなので、仕方ないのかもしれませんが…。

もちろん、”特異点”を加味すると、遊べる時間はもっと増えます。
というか、終われません

メーカーにそんな意図があるのかないのか定かではないですが、追加要素扱いにしているチャプター34を無理ゲーにすることで「ストーリーを終わらせない」ようにしているのでは…?と思ったり思わなかったり。

「個人的に気になる点」の評価

アクション操作★★★★★★☆☆☆☆
グラフィック★★★★★★★★★☆
音楽★★★★★★★★★★

ここでの評価は、完全に私個人の趣味。
KBと価値観が似ている場合は、大いに参考にしていただけるかと思います。

「アクション操作」の評価は、できるアクションが最大まで解放された状態で使用する”ボタンの数”が多ければ多いほど高評価としています。できるアクションが少ないと、それだけで物足りなさを感じるので低評価。

「グラフィック」は、キャラクターデザインの良し悪しも含め、風景やエフェクト等総合的に評価。画の荒さが目立つ場合は低評価となります。”ドット絵”は好きじゃないのでそもそもプレイしませんが、評価する場合は低評価に。

また、ストーリー面に力を入れているこのゲームでは「物語の表現力」も考慮しています。

「音楽」は、作品中で流れるゲーム音楽の良し悪しを評価。何を良しとするかは人それぞれあるかと思いますが、ここでは”私が口笛を吹きたくなるか”を基準としています(吹けるかどうかは置いといて)。

詳しくレビューします。

アクション操作の充実度は?

このゲームで使用するボタンはそれほど多くありませんが、抑圧モードと解放モードをうまく使い分けるという戦略面は割と好きでした。

また、様々な攻撃手段をタイミング良く発動してコンボをつなげられた時は気持ちいい。
100コンボぐらいなら、終盤は比較的かんたんに到達可能でしょう。

カウンター(反撃・パリー)のシステムは「易しすぎるのでは?」と感じましたが、反面、カウンターできない攻撃が来た時の回避が難易度高し

これらの総合的な評価で「中ぐらい」としています。

グラフィック全般の感想は?

このゲームにおいて最も評価すべき面がこれかと。

フリュー社の”世界観ビジネス”に属するコンシューマゲームなだけあって、グラフィックを含む「物語の表現力」への力の入れようがハンパないです。

根本的な物語の作り込みや渋谷の再現度がすごいのはもちろんですが、特に「キャラクター」の表現力が高い。

各キャラが喋る時にテキストの横に表示されるイラストは、とても好み。美しいです。
さらに、それらのキャラを演じる声優陣の豪華さ

小林千晃、鬼頭明里、花江夏樹、森川智之、千葉繁、豊口めぐみ、内田雄馬、上田麗奈、井上喜久子、若本規夫、斉藤壮馬…
(敬称略。私が知らない人は不記載ですゴメンなさい)

私はよくアニメを観るんですが、声優が好きでして。
キャラの声を聞けば「声優の名前」と「他の作品のキャラ」がある程度わかります。キモいとか言わないで。

それぐらい声優が好きなので、このゲームのキャラの担当声優陣のすごさもわかるわけです。

シナリオやビジュアル、音楽のクオリティ等も総合的に考えると「めちゃくちゃお金かけてるんだろうなぁ」と容易に想像できます。

ただ一つ残念なのが、キャラのイラストと、実際に操作するキャラの顔の印象が違いすぎること。
具体的には「目」がね。
操作するキャラの目がなんだか大きくてバランスが悪く、少し気持ち悪いです。

REYNATISスクショ顔の違和感

本当に、グラフィック面での個人的な減点対象はそこだけ。
(テレビでプレイすると動作が重すぎて止まることが何回かありましたが、本体画面でやっていればそんなことはなかったので考慮なし)

ちなみに、このゲームのローンチ戦略として公式サイトに「 4コマ漫画 」が掲載されています。
これがまた、ゲーム作品自体の印象とは違いますが、絵が可愛らしいので私は好きです。

ゲーム内音楽はどうだったか?

このゲームのBGMは、全体的に私好みでした。
重めの物語の世界観にふさわしいゲームミュージックかと思いますが、話の重さに関係なく単純に音楽として最高です。

音楽を聴きたいがためにこのゲームをやってた面もあるかもしれません。
生のオーケストラ演奏で聴けたら最高だろうなあ。

バンドで言うと「Acid Black Cherry」とか「EVANESCENCE」とか、“暗めのピアノ”の音が好きな人なら好みかと。

補足:Chapter34とウィザート”燦”について

ストーリー面のネタバレは一切しませんが、少しだけ具体的にゲーム面に触れます。
このゲームの購入を検討している人にとっては、チャプター34までの道のりは遠いですが、事前に知っておいた方が良いかもしれません。

要点は以下。

  • 追加エピソード「チャプター34」は、本編最終「チャプター33」の続きの物語である
  • チャプター34のボスは「強すぎる」ではなく「討伐不可」の可能性がある
  • 物語の結末を知るには「ウィザート”燦”」という追加コンテンツの購入が”必須”の可能性がある

私はめったに怒りませんが…
このゲーム作品のこの点にだけは怒りを感じるほど、問題意識を持っています。
乱文が含まれるため、押さないと表示されない形式で提供。

このゲームは、普通に進行すればチャプター33でラスボスとの戦闘となります。
これを倒すとエンドロールが流れ、セーブするとデータにクリアの印がつき、ロードするとチャプター33のラスボス戦闘以前から開始。

このセーブデータを使えば、ラスボスを倒した証を受け取りながら、残りのやり込み要素を進めていけるわけです。

ところが、実はこのゲームの物語自体はまだ終わっていません。

いくつかある追加エピソードの中に「チャプター34」という、33の続きがあります。
つまり、本編のラスボスを倒しても、この物語の結末はわからないのです。

ということで、チャプター34を始めてみると…
これまでとは次元の違うボスと戦うことに。

先述しましたが、私はこのボスとの戦闘だけで7時間かかり、それでも勝てず、結局諦めました
討伐不可の”無理ゲー”と判断したからです。

戦闘時のステータスは、レベルMAX&装備ウィザートのレベルもMAX。
いろいろなパターンを試した中で、長期戦に耐えうる戦略(初期のチートウィザート+最大HPと防御力を向上&回復スキル装備)が一番ダメージを与えられました。

が、それでもボスのHPを残り25万ちょっとまで削るのが限界(最大HPは40万ぐらい)。

REYNATISスクショHP

実際にやってもらえればわかるんですが…

遠距離攻撃の嵐へ対処中に、強制的にMPを0にされてダウン&こちらの動きがスローになってる状態ですぐ横へ瞬間移動してきて、カウンターできない広範囲の大ダメージ攻撃。
避けるのは間に合わず、HP満タンでも即死の威力。

これが、ボスの残りHP28万を切ったあたりで必ず来ます。

上記のような避けれない即死攻撃が”運良く”来なければ、いつか倒せるのかもしれませんが…
7時間プレイの中で、そんなことは1回もなかったです。
運ゲーですらなく、まさに”無理ゲー”。

私は倒せる可能性がある限り何度でも、何時間でも挑戦するタイプです。
無理ゲーだと判断してやめたのは、これが初。

とは言え、もしかしたら世の中(YouTubeとか)には、私が気づけなかった手段でこのボスを倒せた人がいるかもしれません。
私は人様のプレイは”見ない”主義なのでわかりませんが、私の実力不足な可能性もあることをご了承ください。

チャプター34の仕様から、この有料追加コンテンツのウィザートについて考えてみました。
チャプター34が無理ゲーであること前提の推測なので、参考程度に。

有料追加コンテンツの「ウィザート”燦”」。
その効果を見てみると、”フルオート回避”と書かれています。
「回避がすべて自動的に行われる」

察された方もいるかもしれませんが、この有料コンテンツ。
「チャプター34をクリアするためのアイテム」である可能性が。

このウィザートを装備していれば、システムでボスの攻撃を回避してくれるんですよ。
あの高速移動&瞬間移動するボスの行動プログラムをあらかじめ考慮して主人公を動かしてくれる、ということ。

なら、無理ゲーではなくなるのかもしれません。
チャプター34をクリアしたいなら、追加コンテンツを買いましょう。ちゃんちゃん。

…いやいや、それはないでしょ!

なんで本筋の物語の結末を見るために追加コンテンツを買わないといけないのか?
プレイヤーは体験版じゃなくて製品版を買ってるんだから、追加課金なしで完結させるべきでしょう。

私にはどうしても「有料コンテンツを買わせるためにチャプター34を無理ゲー設定にしてる」としか思えません。

ボス戦の設計なんて、開発側が自由に調整できるわけなので。
それをしないのは「有料コンテンツを買えばなんとかなるでしょ?」っていう意図があるからではないかと。

少なくとも、そう思われても仕方ない状況になってしまってます。

もしこれが意図的だとしたら、マーケティング手法としてはよろしくありません
いちマーケターとして、こういう悪手には意地でも乗っかりたくないんですよね。

だから、私はこの追加コンテンツは絶対に買いません。
結末は知らなくて結構。

きっと、私だけじゃなく多くのプレイヤーが、同じようなことを感じているのでしょう。
その批判の声が原因かどうかはわかりませんが、中古市場での価格に大きく反映されています。

発売して1年も経っていない段階で、定価の半額以下でもソフトが売れないという悲惨な状況。
大手メーカーのゲームソフトで、こういう現象は稀です。

「本当に無理ゲーか?」を試してみたい場合は、中古購入もオススメ。

このソフトの開発関係者の方にはきつく聞こえるかもしれませんが…
「こんな声もある」とやんわり受け止めていただいて、今後の事業運営に活かしてもらえたら幸いです。

同メーカー作品と比べてわかった「フリュー社」ゲームの特徴

実は、フリュー社のゲームプレイはレナティスが初めてではなくて。
前作「クライマキナ」もやったことがあります。

  • 大手メーカーのアクションゲーム
  • イラストのクオリティと色合いが良かった
  • 人型メカというおもしろそうなテーマ

こういった要素に惹かれまして。
結局、途中でやめましたが…。
アクションゲームを楽しみたいのに、女子会要素が多すぎて耐えきれず。

この時から「フリュー社のゲームのターゲットは男性ではなく女性なのかな?」と、うっすら思っていたんです。

しかし、レナティスもアクションゲームで、イラストが良く、おもしろそうなテーマ。
つい手が伸びてしまいました。

レナティスについても「自分はターゲットの範囲外なんだろうな」と感じさせられる要素が多々あり。

この2作品を比較すると、テーマは全然違うものの、似ている面がいくつか浮かび上がってきました。

  • 私(男性)はターゲットの範囲外であること
  • 動作が重くなるぐらいグラフィックのクオリティが高い
  • ゲーム性よりも「物語への没入」を重視

たった2作品の比較でこれだけ似ている部分があると、メーカーとして何かしらの方向性があると思わざるを得ません。
そこで、ちょっとフリュー社(フリュー株式会社)について調べてみました。

やはりその事業内容から、男性よりは女性に強い企業という印象。
プリントシール機…いわゆるプリクラや、カラコンといった女性向けの事業(ガールズトレンドビジネス)を展開しています。

レナティスやクライマキナのようなコンシューマゲーム(家庭用ゲーム)は「世界観ビジネス」という、別の枠に含まれるようですが…
自社の他事業で培ってきた強みを、ゲーム事業で使わないわけがありませんね。

そして「世界観ビジネス」という名称。
このことから、ゲーム作品の内容において、ゲーム面よりも”ストーリー面”に重きを置かれていることに納得。

フリュー社にとって、ゲームは「プレイそのものを楽しむ」よりは「作品の”世界観”を楽しむもの」ということなのでしょう。
開発段階でこの方向性を忠実に守れば、確かに、舞台の再現度やキャラクター表現等に力を入れないわけにはいきません。

ゲーム面の楽しみを、多少犠牲にしてでも。

これでハッキリわかったことがあります。
私は今後も、フリュー社の完全新作ゲームでは”ターゲット範囲外”ということ。

本当に残念。
ゲーム面も頑張ってくれたらいいのに。

「REYNATIS/レナティス」みんなのレビュー(Steamより)

PC向けのゲームソフトを販売する「Steam(スチーム)」では、商品ページでプレイヤーのレビューを確認可能。

このゲームにも多くのレビューがありましたが、そのうち日本語のレビューをいくつか引用して、ご紹介します。
(記述そのままではなく、読みやすいよう要約して丸めてあります)

Steamユーザーの「良い声」抜粋

他のゲームにはない独特な世界観設定で、個性豊かなキャラクターたちが織りなす物語が良い

メインストーリー以外にも、サブクエストや収集要素など、長く楽しめる要素が充実していた

ゲームの世界観に合ったBGMや効果音が、没入感を高めてくれる

Steamユーザーの「良くない声」抜粋

マップ移動やバトル開始時などロード時間が長く、テンポを悪くしている

ストーリーが長く、冗長に感じられた。特に序盤の展開が遅く、飽きてしまう

グラフィックのクオリティが、現代のゲームとしてはやや低い

Steamレビュー読後の感想

この記事の大半を書き終えてから、最後に上記のレビューをまとめたんですが…
概ね、同意見です。

しかし、ここに掲載したのはほんの一部であり、優しい表現に書き換え済み。
ナマの声を読んでみたらわかりますが、皆だいぶ厳しいことを言っている…

でも、どれも「確かに!」と思うような、的を得たものばかりでした。
また、チャプター34に言及してる方もいて嬉しかったんですが、私よりきついこと言ってますね。

この記事では私も結構厳しいことを書いたつもりでしたが、全然優しかったようです。

ただ、おそらくSTEAMのプレイヤーは私同様、レナティスのターゲット層とはズレてるんですよね。
ゲーム性重視のプレイヤーが多いはずなので…。

「REYNATIS/レナティス」の総評:価格に見合う作品か…?

ここまで『「REYNATIS/レナティス」の評価』をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
改めて、これまでの評価を掲載しておきます。

ゲーム難易度★★★★★★☆☆☆☆
チュートリアル★★★★★☆☆☆☆☆
ストーリー★★★★★★★★★☆
やり込み要素★★★★★★★☆☆☆
追加要素★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
総プレイ時間★★★★☆☆☆☆☆☆
アクション操作★★★★★★☆☆☆☆
グラフィック★★★★★★★★★☆
音楽★★★★★★★★★★

また、総合的に見た評価は…

総評★★★★★☆☆☆☆☆

作品に対しての純粋な評価は、こんな感じ。

しかし、買う側として最も重要視したいのは価格に対してどうなのか?だと思います。

参考までに、任天堂「My Nintendo Store」でダウンロード版を定価購入する場合の価格は、

税込 ¥ 8778(執筆時点)

この価格に見合う内容か?と考えると…私個人としては「No」です。
オススメ度は「★☆☆☆☆」。

なお、定価が高額ということは、それだけ制作費をかけてつくられているはず。
少なくとも、安価なゲームにはないハイクオリティな体験ができることは確かです。

また、レナティスのターゲット層と考えられる「ゲーム性よりもストーリーを楽しみたい、物語の世界に没入したい女性」なら、存分に堪能できるのかもしれません。
そんな人にはぜひやってみてもらいたいですし、コメント等で直接感想を聞かせてもらえたら嬉しいです。

抑圧された世界(こころ)に解放を――
東京・渋谷。立場の異なる2人が出会うとき、世界に変革をもたらす”闇”が訪れる。
完全新作アクションRPG

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REYNATIS/レナティス
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ども!!ゲームプレイ歴30年超の脳科学オタク『KB』です。このブログでは、忙しい社会人でも効率よくゲームを攻略できるよう、分かりやすい解説を心がけています。また、趣味でメトロイドヴァニア作品のマップを作ったり、ゲームプレイ上達法を開発したり。マイペースな運営ですが、おかげさまで年間7,000PV達成!!感謝!!コメント欄やX(@DilettanteKB)からお気軽に話しかけてくださいね。

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